第72回企画展「はにわ大集合!」
埴輪は古墳の上に並べるために作られた、古墳時代独特の焼きものです。筒形の円筒埴輪と、人物や動物や道具の形の形象埴輪の2種類があり、300年以上にもわたって東北から九州に至る広い地域で作られました。はじめは円筒埴輪だけで…
第71回企画展 「近鉄電車展―日本最大の私鉄開業1世紀―」
近畿日本鉄道の母体である大阪電気軌道が、上本町奈良間、現在の奈良線を1914(大正3)年に開業し1世紀を数えます。幾多の合併、再編を経て、大阪府、奈良県、京都府、三重県、愛知県に路線を持つ日本最大規模の私鉄となった近鉄…
スポット展示「五月人形飾り」
「端午の節句」は、病気や災厄を除く行事として始まりました。薬効の強い菖蒲を飾るなど延命を祈願する日でもあります。元々は五月初めの午の日でしたが、次第に五月五日に定着していきます。家の跡取りである男児が健やかに成長します…
2014年新春展 「近代貨幣でめぐる世界の旅」
私たちが何気なく使っているお札や硬貨。よくよく眺めてみると、実に多様なデザインが散りばめられていることに気付きます。歴史に名を残した偉人たち、世界に誇る風景や建造物など、いずれも「日本代表」と呼ぶに相応しい顔触れです。…
第70回企画展 「青銅のまつり」
古代日本には、大陸や朝鮮半島からさまざまな物資や技術が伝えられました。特に稲作はそれまでの人々の生活を一変させ、永(なが)く日本文化の基礎となりました。弥生時代の前期には、青銅器と鉄器がほぼ同時に伝わり、まもなく国内で…
第69回企画展 埼玉県鶴ヶ島市寄贈記念「精霊との出会い-インドネシア、パプア...
2009年、当館は埼玉県鶴ヶ島市より、同市が所蔵していた今泉隆平コレクション「オセアニア民族造形美術品」のうち、465点の資料を受贈致しました。受贈した資料の多くはインドネシア、パプア州(西部ニューギニア)とパプアニュ…
スポット展示 「五月人形飾り」
「端午の節句」は、病気や災厄を除く行事として始まりました。薬効の強い菖蒲を飾るなど延命を祈願する日でもあります。元々は五月初めの午の日でしたが、次第に五月五日に定着していきます。優雅な平安時代でも、この日は競馬(くらべ…
第68回企画展 「古代東アジアの漆芸」
漆は東洋にしか無く、古代から使用されています。我が国では縄文時代早期(約9,000年前)には利用され、土器の表面に塗ったり、編み物に塗っていました。また、中国でも新石器時代(約7,000年前)にはかなり高度な技術で漆器…
2013年新春展 「古代日本の鏡」
今の鏡は暮らしになくてはならない生活必需品ですが、現代のようなガラス製の鏡は日本では明治時代以降に作られるようになったものであり、江戸時代までの鏡は金属製でした。さらに歴史をさかのぼると、鏡は姿見に使う生活用品ではなく…
第67回企画展 「蹴鞠 Kemari」
蹴鞠(けまり)は日本におけるサッカーのルーツととらえられることが多いようです。Jリーグの開幕を記念して、国立競技場で蹴鞠が披露されたのをご覧になった方も多いでしょう。でも蹴鞠のルールをご存知の方はどれほどいるでしょうか…