特別展・企画展

2017年新春展 「紙で遊ぶ世界―折紙とおもちゃ絵―」

「新版猫の玉乃り」 歌川国政(五代)  明治28(1895)年

身近な素材である紙を使った遊びの中から、幅広い年齢層が楽しめる造形として人気が高い「折紙」と浮世絵版画の一分野「おもちゃ絵」をご紹介します。「折紙」は“包む”という役割が儀礼用として発達し、その後江戸期に生まれた遊戯折紙…




第78回企画展 「東北地方の玩具たち―東日本大震災を忘れない―」

土湯系こけし(福島県)

東日本大震災発生から5年を経て関西でも一層東北地方に関心を向けていただく意味から東北由来の玩具を紹介します。 2005年夏に第52回企画展「こけし五彩―みちのくの手わざ―」を開催しましたが、今回はこけしに限定せず、「堤人…




第77回企画展 「天理サファリランド―シルクロードの動物と動物意匠の世界―」

鍍金銀帝王狩猟文皿 イラン 7~8世紀

本展では漢~唐代の動物俑(よう)(人形)をはじめとして、西アジアから東アジアにわたる動物(牛、馬、羊、犬、豚、鹿、豹、ラクダなど)に関連した多数の考古資料を展示します。騎馬民族のコーナーでは、鹿を並べて文様化した「青銅三…




スポット展示 「五月人形」

五月人形 大正11(1922)年 全高42.0㎝

端午の節句にあわせて、京都の旧家伝来の五月人形をご紹介します。底冷えが厳しい京都では、春の訪れを告げる桃の節句は旧暦の三月三日にあたる四月三日にお祝いする風習があります。では端午の節句はどうかと言うと、こちらは普通に新暦…




第76回企画展 「大和名所絵図めぐり―一枚刷りに見る、ふるさとの風物―」

御定宿小がたなや善助引札 明治15年(1882)

天理参考館が所蔵する江戸期から明治期にかけての日本各地の名所・寺社を描いた一枚物の刷物(一枚刷り:いちまいずり)から、今回は大和(奈良)地方のものを集めてご紹介いたします。古くから旅客の誘致に意を尽くしてきた、大和各地の…




教祖130年祭特別展「天理参考館の珠玉」

出品紹介

天理参考館では、天理教教祖130年祭を記念して「天理参考館の珠玉」と題した特別展を開催いたします。これまで当館が時代・地域を超えて収集してきた世界各地の逸品を一堂に会し、その資料性の高さや美術的な魅力をご覧いただきます。…




スポット展示 「雛人形」

雛人形 岐阜県 昭和50年(1975) 全高(男雛):24.0cm

雛祭りは「桃の節供」とも呼ばれ、春の訪れを告げる華やかな行事です。3月初めの巳の日に、自分の穢(けが)れを人形に移して水辺に流す祓(はら)いの行事は古代からおこなわれていましたが、現在のように女の子のお祭として3月3日に…




教祖130年祭特別展「天理参考館の珠玉」出品資料紹介

縮緬地月に月見草模様友禅染訪問着

教祖130年祭特別展「天理参考館の珠玉」概要はこちらをご覧ください   「縮緬地月に月見草模様友禅染訪問着」 三代・田畑喜八作 昭和30年(1897)友禅染訪問着は外出着とされる格式ある和服のひとつ。金繍の三日…




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