特別展・企画展

特別展「天理図書館 古典の至宝 ―新善本叢書刊行記念―」

国宝 日本書紀 乾元本 乾元二年写

2015年4月から刊行が始まった新天理図書館善本叢書に収録される中から、重要文化財『古事記』(道果本)や国宝『日本書紀』(乾元本)などの国史古記録、国宝『類聚名義抄』(観智院本)などの古辞書、『源氏物語』(池田本)や室町…




第80回企画展「風とあそぶ―中国山東省の凧―」

中国山東省の濰坊(いぼう)で制作された凧を中心に展示します。中国の凧は2000年以上の歴史があると言われています。現在も多くの凧が作られていますが、特に濰坊は中国を代表する凧の産地として有名です。今回は、鳥(燕、鷲、鶴な…




第79回企画展 「墳墓の護り手―鎮め護り彩る品々―」

玉覆面 西周時代

古代中国で死者を邪悪な存在から護るために墳墓に納められた品々を展示します。 古代中国の人々は、死後の世界とそこでの生活を想定し、生前世界とは異なった危険が存在すると考えていました。死後に魂や肉体を苦しめる邪鬼の類は大きな…




スポット展示 「五月人形」

端午の節句には男子誕生のお祝いと健やかな成長を願って五月人形を飾ります。現代は鎧甲(よろいかぶと)の飾りが主流ですが、昭和戦前までは歴史上の英雄や芝居に登場する豪傑を人形にした「武者人形」がよく飾られました。今年はどの武…




スポット展示 「雛人形」

木彫雛人形 奈良県天理市 昭和5年(1930)

雛祭りは「桃の節供」とも呼ばれ、春の訪れを告げる華やかな行事です。3月初めの巳の日に、自分の穢(けが)れを人形に移して水辺に流す祓(はら)いの行事は古代からおこなわれていましたが、現在のように女の子のお祭として3月3日に…




2017年新春展 「紙で遊ぶ世界―折紙とおもちゃ絵―」

「新版猫の玉乃り」 歌川国政(五代)  明治28(1895)年

身近な素材である紙を使った遊びの中から、幅広い年齢層が楽しめる造形として人気が高い「折紙」と浮世絵版画の一分野「おもちゃ絵」をご紹介します。「折紙」は“包む”という役割が儀礼用として発達し、その後江戸期に生まれた遊戯折紙…




第78回企画展 「東北地方の玩具たち―東日本大震災を忘れない―」

土湯系こけし(福島県)

東日本大震災発生から5年を経て関西でも一層東北地方に関心を向けていただく意味から東北由来の玩具を紹介します。 2005年夏に第52回企画展「こけし五彩―みちのくの手わざ―」を開催しましたが、今回はこけしに限定せず、「堤人…




第77回企画展 「天理サファリランド―シルクロードの動物と動物意匠の世界―」

鍍金銀帝王狩猟文皿 イラン 7~8世紀

本展では漢~唐代の動物俑(よう)(人形)をはじめとして、西アジアから東アジアにわたる動物(牛、馬、羊、犬、豚、鹿、豹、ラクダなど)に関連した多数の考古資料を展示します。騎馬民族のコーナーでは、鹿を並べて文様化した「青銅三…




スポット展示 「五月人形」

五月人形 大正11(1922)年 全高42.0㎝

端午の節句にあわせて、京都の旧家伝来の五月人形をご紹介します。底冷えが厳しい京都では、春の訪れを告げる桃の節句は旧暦の三月三日にあたる四月三日にお祝いする風習があります。では端午の節句はどうかと言うと、こちらは普通に新暦…




第76回企画展 「大和名所絵図めぐり―一枚刷りに見る、ふるさとの風物―」

御定宿小がたなや善助引札 明治15年(1882)

天理参考館が所蔵する江戸期から明治期にかけての日本各地の名所・寺社を描いた一枚物の刷物(一枚刷り:いちまいずり)から、今回は大和(奈良)地方のものを集めてご紹介いたします。古くから旅客の誘致に意を尽くしてきた、大和各地の…




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