第84回企画展「祈りの考古学―土偶・銅鐸・古墳時代のまつり―」
考古学資料からみた古代人の祈りをテーマに、縄文時代の土偶や、弥生時代の銅鐸、古墳時代の滑石製模造品、木製祭祀具、巫女形埴輪などを中心に展示します。 縄文時代では土偶のほかに、男性の象徴である石棒、石冠や、まつりの場で装着…
新元号「令和」の典拠―『万葉集』特別展示―
◆会期:2019年4月25日(木)~5月6日(月) ただし4月28日(日)は創立記念日のため休館 ◆会場:当館3階ロビー ◆展示内容:『古活字版 万葉集 附訓本』 江戸時代極初期 (天理大学附属天理図書館蔵) ◆展示解説…
スポット展示 「五月人形」
まもなく平成から次の時代へ代替わりとなります。端午の節句は元々厄祓いから始まりましたが、江戸時代になると、代々家が存続していくために、男子の誕生を祝う行事へと変化しました。三代将軍家光に嫡男が誕生したときの祝いに由来する…
スポット展示 「雛人形」
雛祭は「桃の節供」とも呼ばれ、春の訪れを告げる華やかな行事です。3月初めの巳の日に、自分の穢れを人形に移して水辺に流す祓いの行事は古代からおこなわれていました。現在のように女の子のお祭として3月3日に人形を飾るようになっ…
第83回企画展「華麗なるササン王朝―正倉院宝物の源流―」
3世紀に興り約400年もの間、現在のイランとイラクの大部分を支配していた帝国がササン朝ペルシアです。制作された文物はシルクロードをわたり、多大な影響を与えていきました。そして遠くは日本にももたらされているのです。正倉院宝…
第82回企画展「中国の風俗人形―近代以降の土人形と黄楊人形―」
20世紀前半につくられた中国の風俗人形(天津の工房「泥人張(ニィレンチャン)」の土人形、上海の土山湾孤児院で制作された黄楊(つげ)人形)、および圓平(えんぺい)人形を中心に展示します。 いずれも、農業・漁業、商売、遊戯・…
スポット展示 「五月人形」
端午の節句には、江戸時代から菖蒲太刀を飾り、幟を立てて男子誕生のお祝いと健やかな成長を願ってきました。現代は歴史上の英雄や芝居に登場する豪傑を人形にした「武者人形」よりも、鎧甲(よろいかぶと)の飾りが主流となっています。…
第81回企画展「大自然への敬意―北米先住民の伝統文化―」
現在、アメリカ合衆国とカナダが位置する北米の広大な領域には、かつて多様な文化を持つ先住民が大自然と共に暮らしていました。ヨーロッパ人との接触以降、幾多の困難な道程を経て、今では約460万人の先住民が多民族国家の一員となっ…
スポット展示 「雛人形」
今年は寒い日が続きましたが、立春を過ぎると桃の節句ですね。雛人形を飾ってお祝いするようになったのは江戸時代に入ってからです。立雛や豪華な段飾りの雛人形、木彫りの人形などさまざまな種類があります。当館では今年、昭和初期の木…
2018年新春展 「はれの日の装い 装身具の歴史」
日本の正月は、新年の気持ち新たに、晴れ着を着たりして迎える「はれの日」です。本展では「はれの日の装い」と題して、館蔵の日本考古美術品の中から身を飾る装身具を中心に約200点を展示します。 綺麗に見せるため、立派に見せるた…