特別展・企画展

第61回企画展 「世界の民族楽器 ―技が伝える時代のハーモニー―」

両面鼓 ルワンダ 高69.3cm

 今回の企画展では、当館が所蔵する楽器資料の中から、特定の民族によって演奏される民族楽器にスポットを当て、展覧します。 展示資料の中には国・地域が離れているにもかかわらず、形や構造が同じものもあれば、現在の西洋楽器の基に…




スポット展示 「五月人形飾り(ごがつにんぎょうかざり)」

 展示する五月人形飾りは京都製です。屏風、提灯に家紋が入っています。元々は家紋入りの幕を部屋に引きまわして飾られていました。その家を継ぐ男子出生をお祝いして初節句に調進され、毎年端午の節句に飾って健やかな成長を願います。…




第60回企画展 「テル・ゼロール遺跡 ―日本調査隊の軌跡―」

把手付鉢形土器(後期青銅器時代)

 日本オリエント学会は設立10周年記念事業として、イスラエルにあるテル・ゼロール遺跡の発掘調査を1964年から1966年まで継続して行いました。おりしも政治・経済が激動する時代でした。ややもするとこうした面が強調されがち…




スポット展示 「テル・レヘシュ遺跡写真展 ―イスラエル発掘成果報告―」

 テル・ゼロール調査以降も、天理大学を中心とした日本隊は継続してイスラエルで発掘調査を実施しています。2006年からは新たに、テル・レヘシュ遺跡で古代文化を解明するべく調査を行っております。ここにその成果の一部を写真パネ…




スポット展示 「御殿飾り雛人形(ごてんかざりひなにんぎょう)」

 今回は御殿飾り雛人形を展示いたします。竜宮城のような華やかな建物を最上段にしつらえ、そのなかに男雛、女雛、三人官女を飾ります。人形だけでなく、お膳や箪笥、長持ちなど女の子が喜ぶ調度品も数多く並びます。ぜひご覧ください。…




2009年新春展 「丑(うし)―古今東西ウシづくし―」

神事劇の牛面(バロン ルンブゥ) インドネシア バリ島 高31cm

 ウシと人とのかかわりが遥か悠久の昔にさかのぼることは、旧石器時代のアルタミラやラスコーの洞窟に描かれた野性のウシなどからうかがい知ることができます。壁画は狩猟の成功への祈りだったのでしょう。 また、農耕が始まると、狩猟…




第59回企画展 「20世紀ブラジル ―アマゾン先住民の暮らしと日系人の歩み―...

祭儀舞踏用カツラザルの面 民族名:カヤポ 20世紀後半 高149.0㎝

 今年は日本人がブラジルへ移住を始めてからちょうど100年目にあたります。日本とブラジル政府は2008年を「日伯交流年」に指定して、数多くの記念イベントが両国で催されています。天理参考館におきましても、モノを通して異文化…




第58回企画展 「幕末明治の銅版画 ―上方(かみがた)のモノトーン風景―」

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 幕末から明治初期にかけて、主に京都・大阪で刷り出された小さな銅版画の色々をご覧いただきます。多くは畿内地方一帯、いわゆる-上方(かみがた)-の名所旧跡を描いた絵葉書ほどの大きさのものです。銅版印刷の得意とする極めて微細…




第57回企画展 「古代ギリシア美術への誘(いざな)い」

赤絵式パテラ イタリア 前340-330年頃 径35.2cm

 どうして太陽は昇って沈み、潮は満ち引きを繰り返すのか。古代ギリシア人は、あらゆる自然現象を不思議なことと捉え、説明をつけることで不安を解消しようとしました。そして高度な神話や哲学にまで高めていきます。さらに、目にみえな…




スポット展示 「五月人形飾り(ごがつにんぎょうかざり)」

 今回は段飾りと台飾りの五月人形を展示しました。それぞれ京都と奈良からご寄贈を受けた資料です。段飾りは大正11年生まれの男児の初節句に製作された五月人形で圧巻です。鎧下の直垂(ひたたれ)姿の応神天皇(おうじんてんのう)と…




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