新春展 「帯鉤 -中国古代金工の美-」
帯鉤は中国古代に流行したベルトのバックルです。小さな造形物ですが、非常に華麗で緻密に飾られています。さまざまな技術を駆使し、金・銀・宝石も使い、当時の金属工芸技術の粋を凝縮していると言ってよいでしょう。本展では、春秋戦…
第50回企画展 「ふるさと名所紀行 ー館蔵の刷物にみる名所風物ー」
江戸時代の中葉以降に、いよいよ盛んとなった庶民の旅は元来、伊勢・富士・善光寺・西国・四国・金比羅などの霊験あらたかな名のある寺社や霊場に参詣することを目的とした、信仰に根ざしたものでした。 ただそれだけではなく、旅の途…
第49回企画展 「店頭の風景 ー古民具に見る中国文化ー」
かつての中国。商店の店先にはどのようなものが見られたのでしょうか。 本展では、楽器屋・くつ屋・キセル屋・葬儀衣類屋など8店舗の展示コーナーを設け、それらの商店で販売されてきた民具を通して、中国文化の一端をご紹介します。…
第48回企画展 「古代新羅の屋瓦」
慶州は新羅千年の都。7世紀後半には盆地の中央に、基盤の目のような方格地割りをもった計画都市が出現し、王宮や離宮をはじめ、様々な建物が甍を争いました。繊細で華麗な屋瓦の文様に古代新羅の風を感じてみませんか。 ◆会期:20…
スポット展示 はっけん・たいけん・さんこうかん -参考館には珍しいものがいっ...
昨秋、天理幼稚園児70名が天理参考館を見学しました。見学後、幼稚園に帰り、みんなで工作をして遊びました。その作品の一部をここに紹介します。 ◆会期:2004(平成16)年1月21日(水)~28日(水)◆会場:2階ホール…
新収蔵品展-中国考古美術とインドの楽器を中心に-
2001(平成13)年~2003(平成15)年にかけて収集した資料の中から、中国考古美術の優品、インドの楽器と仮面の他に、選りすぐった国内資料など計54点をご紹介します。本展開催を機に、当館が行っている収集活動の一端を…
第47回企画展 「台湾、蘭嶼島 先住民タオの生活民具」
台湾の南東に位置する蘭嶼島。黒潮に浮かぶ周囲40Kmほどのこの島には海洋民族タオ(達悟族)の人々が暮らしています。イモを栽培し、漁に勤しむかれらの伝統的な暮らしの一端を当館収蔵の生活民具を通してご紹介します。 ◆会期:2…
スポット展示 もう一つの学校 -天理小学生による天理参考館活用の記録-
近年、博物館を「もう一つの学校」として効果的に利用し、子供たちが博物館に楽しく関わり、親しみをもつようにする取り組みが、学校教育の中で試みられるようになってきました。天理参考館にも児童、生徒がそれぞれの目的をもって訪れ…
第46回企画展 「手仕事の美ーメキシコの民族衣装にみるー」
メキシコの民族衣装は、母から娘へと暮らしの中で代々受け継がれてきた、伝統的な手技の結晶です。織りや刺繍などの仕事は親子の絆を深め、さまざまな文化を伝えるよき手段でもあります。忘れつつある手仕事を見直す機会になれば幸いです…
スポット展示 五月人形(ごがつにんぎょう)
端午の節句には騎射(うまゆみ)や競馬(くらべうま)といった各種競技が催されたために男子の節句という考えが広まります。男子の災厄除けの守り人形でもあるたくましい五月人形の数々をご覧ください。 ◆会期:2003(平成15)…