第45回企画展 「ユニークな土器たち」
子供の頃、粘土でいろんな物を作った方も多いのではないでしょうか。そこには様々な思いや願いが込められていたはず。土器は実用的で機能的なものが多いのですが、中には神秘的な世界観を表現しているのではないかと思うほど、複雑奇怪な形態をなしたものもあります。
今回の企画展では、当館に所蔵されている世界各地の土器の中から、ユニークな形のものを選び、時代・地域を越えて展示いたします。ひととき子供にかえり、形を楽しんでもらうとともに、その意味に思いをはせていただければ幸いです。
◆会期:2003(平成15)年4月2日(水)~6月9日(月)
◆会場:3階 企画展示室1・2
◆ミニシンポジウム「ユニークな土器 -その独自性と共通性-」
日時:2003(平成15)年4月26日(土) 13:30から
会場:天理参考館 研修室
当館学芸員が収蔵資料を中心に講演いたします
◆列品解説:2003(平成15)年5月26日(月) 13:30から
会場:天理参考館 研修室
担当 :巽善信学芸員
◆主な展示品
・山羊頭形リュトン(イラン 前1000年頃)
・羊形注口土器(イラン、ギーラーン州 前1000年頃)
・灰陶加彩ミミズク形壺(中国 前漢)
・神獣文橋形壺(ペルー南海岸 4-5世紀)
・人物形壺(ペルー中央海岸 13-15世紀)
・神像形壺(メキシコ、オアハカ州 4-6世紀)
展示詳細
本展覧会は終了いたしました