第157回展「鉄道絵葉書の世界」

電車絵葉書(明治43年 箕面有馬電気軌道)

現代ではインターネットが普及し、電子メールや各種コミュニケーションツールの発達により、早く便利な情報のやりとりが可能となりましたが、手紙や葉書にはそれらには代えられない質感があります。そして美しい風景やモノを印刷した絵葉…




第156回展「青銅のまつり ―光と音の幻想―」

右:流水文銅鐸 (伝)徳島県吉野川沿岸出土 高さ42.0cm,左:袈裟襷文銅鐸 (推定)滋賀県野洲市小篠原大岩山出土 高さ64.8cm

紀元前三千年頃、メソポタミアや中国で青銅器の生産が始まり、本格的な金属器の時代が到来します。中国の青銅器文化は東アジア一帯に広がり、わが国に青銅器が伝わるのは、弥生時代の中期初頭、今からおよそ二千四百年前のことです。日本…




第155回展「手紙 ―筆先にこめた想い」

◆会期:2015(平成27)年5月17日(日)~6月14日(日)◆開館時間:午前9時30分~午後5時30分◆入館料:無料◆会場:東京天理ビル9階 天理ギャラリー ◆講演会「谷崎潤一郎の松子宛書簡について」  日時:201…




第154回展「台湾庶民の版画・祈福解厄 ―幸せを願い、邪悪を祓う―」

獅頭啣剣

幸せを願う人々の気持ちは昔も今も変わりません。台湾では、幸福を祈願し厄を祓う伝統儀礼が脈々と受け継がれています。祈りの後に焼く「紙銭(しせん)」(紙に印刷したり、ナイフで切込を入れたもの)は日常的に使われます。寺廟の側に…




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