ブログ布留川のほとりから

天理市内の学校に向けてオンライン授業を行いました!

2023年03月03日 (金)

当館では、令和4年度文化庁Innovate MUSEUM事業「発信!どこでもミュージアム」の一環として、天理市内の小・中学校とオンラインでつなげた授業を実施しました。

 

参考館と教室をオンラインで結んで、学芸員が授業内容に即した資料解説を行い、児童・生徒からの質問に答える学習支援です。教室にいながら、パソコンの画面上で資料を間近に鑑賞できます。

 

今回は日本の古代史と、『小学社会』第3学年で学ぶ「昔の道具とくらし」を取り上げました。レプリカの銅鐸を鳴らして実際に音を聞いてもらったり、昔の道具では火熨斗(ひのし)から炭火アイロン、現代の充電式アイロンまで実物を示してアイロンの変遷をたどりました。みなさんの発言のおかげで学芸員の新たな気づきもありました。

 

この時期は「昔の道具とくらし」を学習する小学3年生が多いと思いますが、教科書で学習したうえで、さらに実物を確認する機会としてもらえれば幸いです。 (小・中学校の学校単位の見学は事前申込で無料)

 

火熨斗と炭火アイロンを示しながら解説(2023年2月)

日本民俗室 H 

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