企画展「風とあそぶ -中国山東省の凧(たこ)-」開幕!
2017年07月05日 (水)
本日、第80回企画展「風とあそぶ -中国山東省の凧-」が開幕いたしました。
今回は、2009年頃に中国山東省の濰坊(いぼう)市で制作された凧を約80点ご覧頂きます。中国では現在も多くの凧がつくられていますが、特に「濰坊の凧」は世界的にも有名です。
凧のデザインは、ツバメ、チョウ、トンボ、カニ、エビ、虎、赤カブ、歴史上の人物など実に多彩です。さらに、多くの凧を連結させて揚げる「龍頭ムカデ凧」(全長約17m)や、寸法が10cmに満たない小さな「ミニ凧」、凧揚げに使用する糸巻きなども展示します。
まとまった数の中国凧を見ることができる機会は少ないため、凧に興味のある方は必見です。なお、7月22日(土)午後1時30分から担当学芸員による公開講演会(トークサンコーカン)「中国凧の魅力 -山東省の資料を中心に-」を、7月25日(火)、8月7日(月)、8月25日(金)のいずれも午後1時30分から、ギャラリートーク(展示解説)を予定しております。
気軽に楽しんでいただける展覧会ですので、多くの方のご来館をお待ちしております。
【第80回企画展ブログ2】
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