天理ギャラリー第156回展「青銅のまつり」がオープンしました
2015年10月09日 (金)
東京天理ビル9階の天理ギャラリーで、9月29日(火)から10 月1日(木)まで展示作業を行い、10月2日(金)に無事開幕しました。
今回は、サブタイトルに-光と音の幻想-と題して、弥生時代の銅鐸や古墳時代の鈴付馬具・鈴鏡など音の出る「まつりの道具」を中心に、小さなものから大きなものまで、85点を展示しています。日本の青銅器の源流である中国・朝鮮半島の関連資料、銅鐸との類似性が指摘される中国南部地方の銅鼓など、海外の資料も合わせて紹介しています。
オープン初日の午後には、ギャラリートーク(展示解説)を開催し、32名の方々にご参加頂きました。なかには淡路島の松帆出身の方がおられ、今年4月に淡路島で古式の銅鐸が7つもみつかったことから、「銅鐸により深く興味を持つようになり、早速見に来ました。」と熱心に話を聞いて頂きました。10月24日(土)には、講演会「銅鐸と銅鼓」を行います。展示期間は11月28日(土)まで。
考古美術室 MT