ワークショップ「木の勾玉作り」を開催しました。
2014年06月17日 (火)
6月14日(土) 奈良県吉野郡川上村にある「森と水の源流館」の成瀬匡章さんを講師にお迎えして、ワークショップ「木の勾玉作り」を開催しました。
川上村で育てられているスギやヒノキの木っ端を、サンドペーパーで磨いて勾玉の形に整え、好きな色を塗りましょう。という企画でした。
はじめに当館収蔵品の勾玉と、埴輪の写真を使って、勾玉とはどんなものなのかを説明したあと、磨いて頂きました。2時間近くも磨き続けることになるので、どうなるかと心配しましたが、あっという間に時間が経って、それぞれに綺麗な勾玉が完成しました。
また成瀬さんには、県内に生えているいろいろな木のどんぐりや、川上村の木材で作った樽などもお持ち頂き、奈良県の林業についても教えて頂きました。お持ち頂いた四斗樽には、10歳くらいまでのお子さんなら入れるのだそうです。
最後は「樽入り大会」のようになって、盛り上がりました。
考古美術室 F