ブログ布留川のほとりから

ワークショップ『拓本を極める』

2013年12月03日 (火)

 11月29日にワークショップ「拓本を極める」の1回目を開催しました。このワークショップは1回目に拓本専用の墨「墨拓(ぼくたく)」を作り、2回目(12月13日)にはその墨拓を使って拓本を取ってみる。という内容です。
 7名のご参加を頂き、約1時間をかけて墨拓を作りました。合間のおしゃべりで、参加者の方々がとても拓本に興味を持っておられることがよくわかりました。
 墨拓の作り方を簡単にご紹介します。材料は油と煤ともぐさです。まず油を温めて、煤を入れます。よく混ぜてからもぐさを入れて、冷まします。

 

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 29日のワークショップはここまでで終了しました。終了後、余分な油分を抜き取るためにその作りかけの墨拓を新聞紙で包んでおきました。
 3日後の12月2日には、新聞紙にずいぶん油が染み出していました。これから約10日間、新聞紙を取り替えて油抜きを続けます。
 12月13日の2回目には瓦や鏡などの拓本を取って頂く予定です。

 

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考古美術室 F 

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