ブログ布留川のほとりから

東日本大震災復興支援展示の展示替えをしました!

2013年07月24日 (水)

 2階世界の生活文化と3階世界の考古美術の常設展示室の一部で、2011年7月から始めた「東日本大震災復興支援展示 みちのくの郷土玩具と出土品」のうち、3階の出土品の展示替えをしました。
 この展示は、当館が所蔵する被災地ゆかりの品々を展示することによって、この地方の文化を多くの方に知って頂き、被災された方々に心を寄せることを目的に行っています。
 3階では岩手県大船渡市および陸前高田市の貝塚と、福島県浜通り地方の縄文時代遺跡からの出土品を随時ご紹介しています。これらの出土品からわかることは、岩手県沿岸部の漁業の歴史は古く縄文時代までさかのぼることと、どちらの地方でも何千年も前から、数え切れないほど多くの人々が暮らしを営んできたのだということです。
 今回は福島県大熊町の出土品と岩手県の貝塚からの出土品に加えて、比較のために愛知県の貝塚から出土した漁具も展示しました。
 夏休みが始まりました。たくさんの方に、東北の歴史と文化に触れて頂けたら幸いです。

 

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考古美術室 F 

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