企画展開催記念講演会を開催!!
2013年07月20日 (土)
企画展開催を記念して講演会を開催しました。講師は、パプアニューギニアの調査をされて30余年!当館の元職員でもある紙村徹氏(元神戸市看護大学)、タイトルは「パプアニューギニア セピック地域の邪術死(じゃじゅつし)の蔓延」です。
紙村氏が調査をされているセピック地域のクォマ族の人々は、死に至らしめる身体の不調、傷害を被った場合、そのほとんどが誰かからの“ウニヤンバ”と呼ばれる邪術が原因とされるそうです。
邪術のような目には見えない力、存在を信じるニューギニアの人々の思想は、今回の展覧会のテーマ「精霊」にも繋がっています。
実際に現地に足繁く通われている紙村氏の話には生々しさがあり、日本に住む私たちとは違う世界を知ることができました。
異文化への知的好奇心がくすぐられる貴重なお話でした!
海外民族室 H