ブログ布留川のほとりから

歴史ウォークで南河内に行きました

2018年11月19日 (月)

11月17日(土)、平成30年度文化庁地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業による活動として、天理市観光協会と一緒に第2回歴史ウォークを開催しました。
今回は大阪府立近つ飛鳥博物館学芸員の廣瀬時習さんを講師にお迎えして、大阪府南河内郡の磯長谷を巡りました。

 

聖徳太子墓のある叡福寺に集合して、お寺にお参りした後お墓を見学しました。それからすぐ横にある和みの広場で松井塚古墳という古墳の石槨を見ました。5分ほど歩くと用明天皇陵に到着しました。そこから葉室古墳公園を経て、無事に近つ飛鳥博物館に到着しました。常設展示に加えて開催中の特別展「4世紀のヤマト王権と対外交渉」を見せて頂き、一須賀古墳群を通り抜けて解散、という行程でした。

 

聖徳太子墓はすぐそばまで近づくことができて、見上げるような大きなお墓でした。
ただ、9月の台風で大きな木が倒れていました。用明天皇陵もやはり木が倒れていて、痛々しいくらいでした。

講師の廣瀬先生にはどの地点でも丁寧に解説をしていただいたのですが、今回の歴史ウォークのテーマが三角縁神獣鏡ということもあって、近つ飛鳥博物館の三角縁神獣鏡の展示では質問が途切れることなく、先生はその場から動けないような状況でした。特別展も古墳時代前期が主題だったので、幸運でした。

 

幸い天候も丁度いい具合で、なかなか行く機会がない磯長谷について解説をいただきながら歩くことが出来て、実りある一日になりました。

考古美術室F & 総務部CN 

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