ブログ布留川のほとりから

トーク・サンコーカン「ササン朝ペルシアの剣と冑」

2018年11月13日 (火)

黄金装鉄剣 イラン 7世紀頃 長106㎝

11月24日(土)に「ササン朝ペルシアの剣と冑」というタイトルで私が講演します。

 

ササン朝の王や王子を描いたレリーフや銀製品を観察すると、そこに描かれている剣の形状、吊り方、装飾に特徴があり、そして時代とともに変化が見られます。5世紀頃に形状に変化が見られ、6世紀末頃からは吊り方まで大きく変化します。
冑にも構造的な大きな変化が6世紀末頃から起きています。こうした現象には、隣接する国や民族が関与していると思われます。

 

ということで今回はすこしマニアックな話になりそうです。少しでもご興味をお持ちのようでしたら是非お越し下さい。
心よりお待ちしております。

 

【第83回企画展ブログ5】

考古美術室 T 

ページの先頭へ