お墓の中から出てきた土人形
2016年02月03日 (水)
特別記念講演会
「漢・唐の俑(人形)-汗血馬ほか-」 のお知らせ
教祖130年祭特別展「天理参考館の珠玉」は年明けにオープンして以来、早くも一月が経とうとしています。1月30日には女優の名取裕子さんをお迎えして、天理参考館プレミアムトークショー「着物とわたし」を開催し、会場の皆さんには華やかな雰囲気のなか、楽しいひとときを過ごして頂きました。
さて、今回の特別展では、まだまだ多彩なイベントを用意しています。今週2月6日(土)には「漢・唐の俑(人形)-汗血馬ほか-」と題して、近江昌司顧問による記念講演会を開催いたします。
古代中国では死後も生前と同じような生活が送れるようにと願い、さまざまなものを土の焼き物で作ってお墓に入れました。こうした焼き物を陶製明器(とうせいめいき)といい、特に人や動物の焼き物を俑(よう)といいます。このような陶製明器によって、当時の風俗や華やかな文化を知ることが出来るのです。漢・唐の陶製明器についての興味深い講演もさることながら、それぞれの資料にまつわるウラばなし(?)なども聞けるかも知れません。講演は午後1時30分開始です。皆さんのご来館をお待ちしております。
【天理参考館の珠玉ブログ11】
考古美術室 MT