ペルーのコーヒー
2024年05月15日 (水)
かつてペルーでコーヒーを頼むと、お湯が入ったカップが運ばれてきて、そこにお好みで濃縮されたコーヒーエキスと砂糖を入れて飲むのが定番でした。最近は、スターバックスコーヒーが進出した影響か、ドリップ式やフレンチプレスでコーヒーを淹れる機会が増えたように思います。
全日本コーヒー協会によると、ペルーはブラジルとコロンビアに次ぐ南米第三のコーヒー生産国で、2022年の生産量は世界第7位と、インドやグアテマラよりも多いのには驚かされます。とりわけペルー北部の3県(州)が全国生産シェアの6割強を占めているそうで、そのうちカハマルカのクテルボ市のコーヒー農園で採れた豆を、第95回企画展に関連して販売しています。
写真は、筆者が調査に行っているカハマルカ県のパコパンパ村近くで採れたコーヒー豆を焙煎している様子です。焙煎の香りに包まれながら出来上がりを待っている時間は、コーヒー好きの私にとって至福のひとときです。
【参考】
「南米第三のコーヒー大国、ペルー」、コーヒー海外事情、全日本コーヒー協会
世界のコーヒー豆 生産量 国別ランキング・推移、グローバルノート – 国際統計・国別統計専門サイト
【第95回企画展ブログ2】
海外民族室 A