ブログ布留川のほとりから

注目の仏像を裏側まで!

2023年07月24日 (月)

7月12日に第93回企画展「インドのヒンドゥー世界」がオープンいたしました。

ヒンドゥー世界が主題ですが、展示のプロローグとしてインドの古彫刻(仏像)を初公開しています。これらは新聞各紙にも掲載いただきました。

中でもインド北部マトゥラーで製作された古彫刻はインド国外での収蔵例が少なく、日本では稀少性の高い逸品です。

展示風景1

本展ではこのマトゥラー古彫刻の3点を独立ケースで展示しましたので、それぞれの仏像の裏側まで見ることができます。インド北部マトゥラー特有の赤色砂岩、そして砂岩に含まれている黄色と白色のまだら模様や、うなじまで広がる螺髪(らほつ)も合わせてご覧下さいませ。

また、仏像に関する用語の解説パネルを作成しました。資料のキャプションには「白毫(びゃくごう)」「結跏趺坐(けっかふざ)」「禅定印(ぜんじょういん)」…なかなか仏像に知識の無い方にはちょっぴり難しいワードが並んでいますので簡単な解説をつけてみました。展示室にもパネルを設置しましたのでご参考にどうぞ。

 

仏像に関する用語の解説パネル

 

第93回企画展ブログ1】

海外民族室 H 

ページの先頭へ