ワークショップ 土器作り-土笛を作ろう- 2003年5月10日(土)・6月17日(土)両日とも午後1時より開催いたしました。 第1日目 <土器作り> 土笛を作る前に、土笛の歴史やオカリナの話などを担当学芸員より聞きました。 作業開始 まずは土笛となる粘土をこねます。こねることで粘土の中の空気が抜けていきます。 次は粘土を卵形に成形し半分に割り中の粘土を取り除きます。 中の粘土を取り除いた後、元の形に合わせて接着します。接着剤は取り除いた粘土を水で溶かしたドベを使用します。丁寧に作業を進めないと焼成の段階で割れてしまいます。 作業2 2つ目の土笛にチャレンジ!! 今度はオカリナのような笛を作ります。今度は形は自由です。思い思いの形を作っています。 オカリナは吹き口より音の鳴る部分の細工がとても微妙です。 この段階で音が鳴らないと大変!! 慎重に作業に取り組んでいます 完成 2種類の土笛が完成しました。この土笛を約1ヶ月をかけて乾燥させ、その後焼成します。 第2日目 <焼成> 当日はあいにくの雨模様の中でしたが、参加者みんなで頑張りました。 乾燥させていた土器をいきなり火の中に入れると割れてしまうため、七輪の上に網を置きその上で暖めます。 約1時間網の上で暖めた土器を、七輪の火の中(約700度の高温)で焼成します。 焼成時間は約40分 左の写真は間もなく取り出そうとしている土器です。