長月講座「縄文土器を読み解く」(全3回)
各地の博物館に展示されている縄文土器を見ると、形や文様などが一見して後の時代の土器や焼き物とは異なり、どこか違和感をもつ方もおられるでしょう。
縄文土器には独特な製作方法があり、特異な器の形や見慣れない意匠を配した文様がみられ、一方で時空を超えた複雑な繋がりと変容も認められます。
本講座では3回にわたって土器の見方を解説し、様々な観点から縄文土器を解剖し、その特徴と実態を明らかにします。
第1講「縄文土器研究の始まりと土器の起源」
2022年9月2日(金)【申込み終了】
明治10年東京帝国大学に招聘されたモースによる大森貝塚の発掘調査以降、縄文土器研究はどう進められてきたのか、また縄文土器の出現の経緯についても探ります。
第2講「縄文土器の製作と文様の特徴」
2022年9月9日(金)【申込み終了】
縄文土器の製作方法にはどんな特徴があるのか、その独特な形や複雑な文様はどう描かれ、また何を意味しているのかを考えます。
第3講「縄文土器の型式と系統」
2022年9月16日(金)【申込み終了】
千差万別にみえる縄文土器も、実際には地域と時代によってそれぞれ特徴があります。型式と呼ばれる共通する特徴とは何か、また系統的に変化する土器の移り変わりにも注目します。
時間:いずれも午後1時30分から2時30分
講師:松田 真一(当館特別顧問)
会場:2階ホール
定員:各回30名【事前申込制】定員に達しましたので申込みを締め切りました。
※入館券が必要です。