学芸員
考古美術室
名前
間舎 裕生 KANSHA Hiroo
所属
考古美術室
担当
オリエント
専門分野
西アジア考古学
所属学会
日本オリエント学会・日本西アジア考古学会・文化財保存修復学会・日本建築学会
主な実績
間舎裕生「南レヴァントにおける中期青銅器時代 IIB-C 期、後期青銅器時代:都市の発達とエジプトとの関係の変化―「防御施設」を通して」長谷川修一(編)『月本昭男先生退職記念献呈論文集第2巻 考古学から見た聖書の世界』リトン 2014年 44–76頁
間舎裕生「パレスチナ―土地の歴史と文化財」野口淳、安倍雅史(編)『イスラームと文化財』新泉社 2015年 104–109頁
間舎裕生「後期青銅器時代南レヴァントからエジプトへの物品提供―「イヌウ」の解釈を通して」小川英雄先生傘寿記念献呈論文集刊行会(編)『小川英雄先生傘寿記念献呈論文集―古代オリエント研究の地平』リトン 2016年 69–89頁
間舎裕生「世界史の中のシリア」西藤清秀、安倍雅史、間舎裕生(編)『世界遺産パルミラ 破壊の現場から―シリア紛争と文化遺産』雄山閣 2017年 70–90頁
KANSHA, H. “A Byzantine Church at Beitin, Palestine,” iaSU2016 (ed.), International Conference: Archi-Cultural Interactions through the Silk Road, Post-Conference Book, 2017, pp. 41–48.
間舎裕生「カトマンズ・ハヌマンドカ王宮内シヴァ寺院の歴史的変遷」『日本建築学会 2018 年度大会(東北)学術講演梗概集―建築歴史・意匠』 2018年 7–8頁
間舎裕生「「はざま」としての南レヴァント―後期青銅器時代~鉄器時代I期―」『古代文化』第73巻 2022年 58–72頁
KANSHA, H. “Stratigraphy and Architecture in Area G” in D. T. Sugimoto (ed.), Tel ‘En Gev: Report of the Keio Archaeological Mission, 2009-2011, Mohr Siebeck, 2022, pp. 84–98
間舎裕生「混淆する文化の中のいきものたち―南レヴァント後期青銅器時代―」古代オリエント博物館(編)『西アジアのいきものを巡る歴史と文化 要旨集』古代オリエント博物館 2023年 17–20頁
間舎裕生、安倍雅史「シリアの文化遺産の現状と国際動向」『西アジア考古学』第16巻 2015年 47–53頁
間舎裕生、横山翠、石井美恵「アルメニア共和国における染織文化財保護の国際協力」『文化財保存修復学会誌』第63巻 2020年 17–25頁
桑原久男、間舎裕生、橋本英将「アナハラトの歴史解明へ向けて―イスラエル、テル・レヘシュ第12次発掘調査(2019年)」『第27回西アジア発掘調査報告会報告集―令和元年度 考古学が語る古代オリエント―』2020年 31–34頁
桑原久男、間舎裕生、橋本英将、山野貴彦「初期鉄器時代と初期ローマ時代のテル・レヘシュ―イスラエル、テル・レヘシュ第13次発掘調査(2023年)―」『第31回西アジア発掘調査報告会報告集―令和5年度 考古学が語る古代オリエント―』2024年 46–50頁
杉本智俊、間舎裕生「二〇〇九年度エン・ゲヴ遺跡(イスラエル)における発掘調査」『史学』第79巻 2010年 87–114頁
杉本智俊、間舎裕生「二〇一〇年度エン・ゲヴ遺跡(イスラエル)における発掘調査」『史学』第80巻 2011年 71–89頁
杉本智俊、間舎裕生「二〇一一年度エン・ゲヴ遺跡(イスラエル)における発掘調査」『史学』第81巻 2012年 191–224頁
杉本智俊、間舎裕生「二〇一二年度ベイティン遺跡(パレスチナ自治区)における考古学的一般調査」『史学』第82巻 2013年 105–127頁
杉本智俊、菊池実、西山伸一、間舎裕生「二〇一三年度ブルジュ・ベイティン遺跡 (パレスチナ自治区)における考古学的発掘調査」『史学』第83巻 2014年 57–87頁
杉本智俊、菊池実、間舎裕生「二〇一四年度ベイティン遺跡(パレスチナ自治区)における考古学的発掘調査」『史学』第84巻 2015年 523–536頁
杉本智俊、菊池実、稲野裕介、間舎裕生「二〇一六年度ベイティン遺跡(パレスチナ自治区)における考古学的発掘調査」『史学』第86巻 2015年 165–196頁
杉本智俊、菊池実、稲野裕介、間舎裕生「二〇一七年度ベイティン遺跡(パレスチナ自治区)における考古学的発掘調査」『史学』第87巻 2018年 73–111頁
杉本智俊、菊池実、渡部展也、稲野裕介、間舎裕生「二〇一八年度ベイティン遺跡(パレスチナ自治区)における考古学的発掘調査」『史学』第88巻 2019年 217–242頁
メッセージ
文明揺籃の地であるオリエント。そこでは、古来より様々な人が行き来し、互いに影響を受けあいながら、様々な文化を作り出してきました。当館では、そういった古代オリエントの文物を数多く展示しています。中には、世界史の授業で習ったような王朝や土地に由来するものもあると思います。ただし、展示品そのものを眺めるだけでなく、それらの背景にある「当時の人々が何を考え、どのような思いを込めてそれらを作り出したのか」といったことにまで思いを馳せて見学していただけたら嬉しいです。