丹波市仮駅専用側線拡張要地証明願附図
丹波市仮駅専用側線拡張要地証明願附図
たんばいちかりえきせんようそくせんかくちょうようちしょうめいねがいふず


天理教教祖70年祭に帰参(参拝)する多数の信者を見越して、側線を拡張するため天王寺管理局にその要地の証明を依頼し、認められた書類の附図です。近鉄天理駅の北側に国鉄の側線を拡張する計画であったことが分かります。
教祖年祭など、多数の帰参者が見込まれる大規模行事に向けて、天理教輸送担当者が鉄道事業者とともに計画を立て、受け入れ態勢の充実を図ってきました。天理教鉄道団体輸送の契機となったのが教祖40年祭に向けて策定された大輸送計画で、1925年(大正14)に輸送係を設置、全国から国鉄の鉄道管理局担当員約50人を招いて運輸関係者会議を開催、丹波市駅臨時乗降場設置や延べ170輌に及ぶ臨時列車を企画し、その後の鉄道による天理教団体輸送計画の礎となりました。本資料は、そのような輸送計画の中で、天理駅に発着する多くの臨時列車のやり取りを円滑にするため、駅施設拡充を目指して計画されたものです。
その後、天理教信者が増加する中で、更に多くの臨時列車、帰参者が丹波市駅を利用し、その受け入れに伴い、駅施設の拡充は更に進められ、昭和40年(1965)には国鉄・近鉄各駅が現在の位置に移転し、天理総合駅の運用を開始しました。天理市域における国鉄(JR)・近鉄等の鉄道交通及び施設の充実について、天理教団体輸送が深く影響していたことを指し示す資料といえます。
日本 奈良 1949(昭和24)年11月22日
横54.7cm
横54.7cm
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