HOME > 世界の生活文化 > 男性用袖無し上着“ルクス・カハ”
この上着は貝ビーズが多数通された糸を布地にびっしり縫いつけてあります。写真は背面ですが表面にも同じように貝ビーズが縫いつけてあり、ずっしりと重い上着になっています。 タイヤルではかつて首狩りの儀式が行われていました。敵の首を村に持ち帰ると、その力が村にとどまり、村を守ってくれると考えられていたため、敵の首をとった者は村の勇者として尊敬されました。そして、勇者の証(あかし)として、このような貝ビーズの上着を着ることができたのです。