HOME > 世界の生活文化 > 日本語学校「天理学園旗」
海外移住者には子供達への教育が大きな問題となります。親は自身の母国語と文化を子に受け継がせようとします。殊に、カナダやハワイ、アメリカ大陸へ渡った戦前の日本人移民たちの多くは、短期の「出稼ぎ」意識が強く、やがては日本に戻るつもりであったため、外国生まれの二世や三世にも日本語教育に気を配りました。 天理教では親から子へと信仰を伝える上から、特に日本語教育に力を注ぎました。旗は1906年、カリフォルニア州のロスアンゼルスに設置された天理教ノウスアメリカ教会が開設した日本語学校の校旗です。