特別展・企画展

スポット展示 もう一つの学校 -天理小学生による天理参考館活用の記録-


 近年、博物館を「もう一つの学校」として効果的に利用し、子供たちが博物館に楽しく関わり、親しみをもつようにする取り組みが、学校教育の中で試みられるようになってきました。天理参考館にも児童、生徒がそれぞれの目的をもって訪れ、学習の場として活用する姿が多くみられるようになっています。
 今回のパネル展示では、本年(2003年)2月20日(木)に見学にきた私立天理小学校6年1組の児童による社会科の授業での取り組みを紹介します。
 見学するにあたって、当館の常設展示図録を用いた事前学習が行われ、学校で作成したワークシートに記入しながら見学をし、後日、見学の感想文や印象に残った資料を描いた作品製作にトライしてくれました。
 子供たちは写真を見て想像したのとは違うホンモノに出会ったことに大きな感動を抱いたようでした。小学生にとって「実物こそ最高の教材である」とよくいわれてます。天理参考館をはじめ博物館には、一般では見ることのできないホンモノが展示されています。実物には子供たちの感性を揺さぶる魅力があります。ホンモノとの出会いが時として一生忘れることのできない出来事として脳裏に焼き付くのではないでしょうか。

◆会期:2003(平成15)年7月22日(水)~9月1日(月)
◆会場:2階ホール

 

 

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