ワークショップ 拓本をとってみよう 2002年6月14日(金)・6月28日(金)の2日間 いずれも午後1時30分より開催いたしました。 拓本の工程について 拓本をとるには専用の墨が必要です。 今回のワークショップでは2日間に渡って作業をします。 第1日目は墨を実際に作り、拓本をとるタンポも作ります。 墨作り 拓本に使用する専用の墨を作ります。 オリーブ油、モグサ、松煙(油煙)などを使って作ります。 墨の完成 できあがった状態の墨です。 この墨を密閉容器に移し、2週間程度油抜きをします。 タンポの作成 脱脂綿をまるめたものを布でくるみ糸で縛ってタンポを作ります。拓本をとるものの大きさに応じて、大小いくつかのタンポを作りました。 いよいよ拓本 拓本をとる資料にあわせて画仙紙を適当な大きさにカットし、作業を始めます。 見本として講師がまず拓本をとってみせているところ。 はじめは小さな土器片から。 徐々に大きな和鏡などへも挑戦します。ゆっくり、丁寧に作業を進めています。 和鏡の拓本 細かな文様が綺麗に浮かび上がります。できあがった拓本は、雑誌などにはさんで乾かします。 完成!! 参加者の中には鏡のレプリカ、大きな看板、瓦などを持参して拓本をとる方もおられました。 みなさん上手に拓本をとることができました。