第236回 トークサンコーカン
『シュリーマンのティリンス遺跡原画を探る』
日時/2015(平成27)年4月18日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/巽 善信 当館学芸員
内容:ティリンスは、ギリシアにある城壁の巡るアクロポリス遺跡です。1999年には世界遺産に登録されています。シュリーマンが1884年に最初に発掘しました。遺構や遺物を正確に図面化し、1885年にはこの原画を使って発掘報告書を発刊しています。原画なので当然1枚しかなく、世界的にも貴重な資料です。その主要な原画28枚を参考館が所蔵しています。ドイツ、ギリシアと渡り、調査を進めて行く過程で明らかとなった事実をお話します。