第229回 トークサンコーカン
資料でたどる近鉄のあゆみ ―奈良線開業1世紀―
日時/2014(平成26)年5月24日 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/乾 誠二 当館学芸員
内容:
近畿日本鉄道の母体である大阪電気軌道が、奈良線を大正3年に開業し1世紀を数えます。幾多の合併・再編を経て、日本最大規模の私鉄となった近鉄は、都市間交通としてだけではなく、名所旧跡への重要な交通手段として発展してきました。
本講では、展示中の乗車券や関連する紙資料等から大私鉄の歴史をひもとき、奈良線や、各路線が担ってきた役割について考えてみます。