第227回 トークサンコーカン
時代の寵児ハインリッヒ・シュリーマン ―黎明期の考古学―
日時/2014(平成26)年2月22日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/巽 善信 当館学芸員
内容:
子供の頃ホメロスの叙事詩に描かれているトロイは実在すると信じ、逆境に耐えながら商人として成功をおさめ、50歳にいたって念願のトロイの発掘を実現したハインリッヒ・シュリーマン(1822-1890)。そのサクセスストーリーが描かれた『古代への情熱』は今も多くの読者を魅了しています。黎明期の考古学で活躍したシュリーマンを通して、時代の寵児とは何かを考えてみようと思います。