第165回 トークサンコーカン
富士山案内絵図をみる -江戸後期浮世絵版画との関係-
日時/2006(平成18)年9月16日(土) 午後1時30分から
場所/当館 研修室
講師/中谷 哲二 当館学芸員
内容は
火の信仰が生きる霊峰富士山。最近は世界遺産登録の動きもあります。富士山信仰は江戸時代後期に最盛期を迎え、これと共に人々が登拝するのに便利なようにと多数の富士山の案内図が版行され、登山口までのルートなどを教えてくれました。今回はこの登山案内図と併せて、同時代の北斎や広重などの富士山を描いた浮世絵版画との関係を見ていきます。