各種イベント

平成30年度 文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」プロジェクト



日本の古代文化発祥の地、ヤマト・天理の歴史文化の魅力を発信!
天理大学附属天理参考館が天理市と共働して文化体験イベントを開催します。

◆主催:「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」実行委員会
◆構成団体:天理市教育委員会、天理市環境経済部、天理市観光協会、天理大学文学部歴史文化学科、天理大学附属天理参考館(中核館・事務局)

 

本事業にて作成した子供向け小冊子

「子どものための歴史文化遺産読本 天理参考館 世界探検! 今と昔」

学校教育活動において学習補助教材として活用していただくと共に、地域の学習拠点として当館の活用をより一層すすめるために作成しました。展示室見学の補助ツールとしてもご活用いただけます。

 

 

プロジェクト1

ヤマト・天理をめぐる歴史と文化の体験イベント
「駅前出前博物館―ミニトーク&ワークショップ―」全5回【8月~12月】

天理参考館の学芸員や天理市ボランティアガイドが「山の辺の道」をはじめ、ヤマト・天理の歴史文化を紹介するミニトーク(30分)&ヤマト・天理から世界へ、歴史や文化が体験できる、子どもと大人が楽しめるワークショップ(90分)
◆会場:天理駅前広場コフフン南団体待合所
◆ミニトーク 13:30~14:00【参加自由&参加無料】
◆ワークショップ 14:00~15:30【参加(材料)費200円 ※第3回は無料】随時受付で材料が無くなり次第終了

【第1回】8月12日(日)
○ミニトーク「バーチャル山の辺の道ガイド」天理市山の辺の道ボランティアガイドの会
「山の辺の道」(天理市観光PRビデオ)の映像を見ながら、ボランティアガイドさんがオススメの場所を案内してくれます。行ったつもりでハイキング気分を!行楽シーズンの見どころ情報としても活用できます。
○ワークショップ「たぬきの糸車と糸つむぎ」梅田正之・梅田晴(H.A.M.A.木綿庵)、中谷哲二(天理参考館)
畑で実った「わた」(綿)が糸になるまでを実演します。小学校の教科書でおなじみ、「たぬきの糸車」に登場する糸車を回したり、簡単な道具で糸をつむいだりしながら、不思議な「わた」の世界をお楽しみください。

【第2回】9月23日(日・祝)
○ミニトーク「古代の装身具」藤原郁代(天理参考館)
日本人はいつからアクセサリーを使っていたの?男の人も女の人も使っていた?意外なことに、日本のアクセサリーは、世界でも珍しい歴史を持っているのです。
○ワークショップ「古代の首飾りを作ろう!」藤原郁代(天理参考館)
縄文時代に使われた鹿の角の首飾りと、古墳時代に使われた石の玉の首飾りをまねて作りましょう。なんと本物のニホンジカの角を使います!

【第3回】10月14日(日)
○ミニトーク「遣唐使の見た古代の服装」青木智史(天理参考館)
7~9世紀に日本の朝廷から中国・唐に派遣された遣唐使は、唐の文化や制度の輸入を目的としていました。唐では様々な新しい装いが生み出され、それは彼らを大いに驚かせたことでしょう。考古美術資料を例にして魅力的な唐時代の服装について紹介します。
○ワークショップ「世界の民族衣装を着てみよう!【小学生向け】」宮森伯枝(天理参考館)
民族衣装はその国、地域の文化や気候が色濃く出ています。アジアを中心とした世界各地の民族衣装を身にまとって、異文化に触れてみよう。※衣装はSサイズです。Mサイズ(大人用)も数点あります。

【第4回】11月11日(日)
○ミニトーク「近鉄天理線の歴史」乾 誠二(天理参考館)
大正4年に開業した近鉄天理線は、もともと天理軽便鉄道という名前で、天理から法隆寺まで走っていました。古いキップや観光案内等から、103年の歩みをたどります。
○ワークショップ「硬券キップを切ってみよう!」乾 誠二・田中芳英(天理参考館)
昔懐かしい硬券キップに日付を入れたり、ハサミを入れたりして、出札係(キップの販売係)・改札係(キップの確認係)の体験をしてみよう。

【第5回】12月9日(日)
○ミニトーク「古代の祈り―土で作られた祈りの道具―」日野 宏(天理参考館)
縄文時代の土偶(どぐう)は、当時の人々がまつりに用いた土の人形です。人々はこれらにどのような願いを込めたのでしょうか。また、古墳に立て並べられた埴輪(はにわ)についてもお話しします。
○ワークショップ「はにわと土の人形を作ってみよう!」日野 宏(天理参考館) 縄文時代の土偶や古墳時代の埴輪を粘土で作ります。お手本となる土偶や埴輪の写真を用意しています。あるいは自由な発想で、土の人形をつくっていただいても結構です。

 

プロジェクト2

連続講座「ヤマトの歴史絵巻」全6回【9月~3月】

◆会場:天理参考館研修室
◆時間:13:30~15:00(開場13:00~)
※12:00より1階受付にて入場整理券(お一人につき1枚)を配布します。
◆参加費:無料
◆定員:各回100名(当日先着順)

【第1回】9月7日(金)「描かれた喪葬船」 石田大輔(天理市教育委員会文化財課係長)

【第2回】10月19日(金)「馬匹文化と天理の埴輪」※ 野島稔(四條畷市立歴史民俗資料館館長)

【第3回】11月9日(金)「銅鏡の秘めた謎」※ 小山田宏一(奈良大学教授)

【第4回】12月14日(金)「ワニ氏のお膝元―櫟本の弥生時代から古墳時代の遺跡―」池田保信(埋蔵文化財天理教調査団主任)

【第5回】1月11日(金)「上ツ道の成立を巡って」 北口聡人(天理市教育委員会文化財課主査)

【第6回】3月1日(金)「内山永久寺はなぜなくなったのか」幡鎌一弘(天理大学文学部歴史文化学科教授)

訂正とお詫び【第2回】・【第3回】の内容を入れ替えて開催いたします。
 何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

 

プロジェクト3

歴史ウォーク「大和の中のヤマト―三角縁神獣鏡出土地―」全3回【9月~2月】

◆出発:12:30~※昼食を済ませてからお越しください。

◆参加費:無料 ◆携行品:飲み物、筆記具、雨具など
◆定員:各回50名(要事前申込み・申込みはお一人につき1回のみ・先着順・定員になり次第締め切ります。)
◎申込先:天理市観光協会 http://kanko-tenri.jp
 FAX:0743-62-2880 または E-mail info@kanko-tenri.jp
 [イベント名、名前(ふりがな)、住所、連絡先を記載してお申し込みください]

※雨天中止 午前9時に決定しますので、天理市観光協会(天理市産業振興課内)TEL:0743-63-1001(内284)までお問合せください。
【第1回】9月15日(土)「ヤマト王権の奥津城・黒塚古墳周辺」 講師:宇野隆志氏(奈良県立橿原考古学研究所主任研究員)【申込開始:8月14日(火)午前8時30分~】
【出発/12時30分 】
行程(約4.5km):JR柳本駅→櫛山古墳→崇神天皇陵→伊射奈岐神社→黒塚古墳・黒塚古墳展示館〔見学・解説〕〔解散〕⇒最寄駅:JR柳本駅
【 集合場所/JR柳本駅(JR万葉まほろば線)】※昼食を済ませてからお越しください。
【 解散/黒塚古墳/16時頃 】最寄駅:JR柳本駅(JR万葉まほろば線)

【第2回】11月17日(土)「ヤマト王権と紫金山古墳」 講師:廣瀬時習氏(大阪府立近つ飛鳥博物館総括学芸員)【申込開始:10月16日(火)午前8時30分~】

【出発/12時30分 】
行程(約3km):叡福寺→用明天皇陵古墳→近つ飛鳥博物館〔紫金山古墳出土鏡見学・解説〕→一須賀古墳群〔解散〕⇒最寄バス停:金剛バス:阪南ネオポリスバス停
【 集合場所/叡福寺 最寄バス停:太子前(金剛バス)】※昼食を済ませてからお越しください。
【 解散/一須賀古墳群(風土記の丘)/16時頃 】最寄バス停:阪南ネオポリス(金剛バス)

【第3回】2月16日(土)「ヤマト王権と椿井大塚山古墳」 講師:肥後弘幸氏(木津川市文化財保護課課長)【申込開始:1月16日(水)午前8時30分~】
【出発/12時30分 】
行程(約4.5km):JR上狛駅→松尾神社→椿井大塚山古墳→椿井大塚山古墳銅鏡展示室(木津川市山城図書館内)〔見学・解説〕→涌出宮→JR棚倉駅〔解散〕
【 集合場所/JR上狛駅(JR奈良線)】※昼食を済ませてからお越しください。
【 解散/JR棚倉駅(JR奈良線)/16時頃】

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