シンポジウム「イエス時代のガリラヤ地方と一神教の系譜を探る ―イスラエル、テル・レヘシュ遺跡における最初期シナゴーグの発見― 」
開催概要
今年の夏、イスラエルのテル・レヘシュ遺跡で、天理大学・立教大学の研究者が中心となった日本の調査団(団長:桑原久男/天理大学)が、ナザレのイエスが活躍していた西暦1世紀に遡る初期シナゴーグの建築遺構を発見しました。このような古い時代のシナゴーグ跡は、これまで7例しか知られておらず、テル・レヘシュの新事例は国際的にも注目を集めています。
そこで、新たに発見されたテル・レヘシュの初期シナゴーグが、地域史・宗教史のなかでどのような意義を持つのか、各分野の専門家の報告を通して検討を行います。
◇日時:2016(平成28)年12月17日(土) 午後1時30分から4時40分(開場:午後1時)
◇会場:天理大学杣之内キャンパス 2号棟4階 24A教室 (天理市杣之内町1050)
◇入場無料・先着順
主催:文部科学省科学研究費助成事業基盤研究(A)「ユダヤ・イスラーム宗教共同体の起源と特性に関する文明史的研究」課題番号25257008 研究代表者 市川裕
共催:天理大学文学部考古学・民俗学専攻、天理大学附属天理参考館
お問い合わせ:天理大学文学部考古学・民俗学専攻(tel:0743-63-9035)
●チラシ