関連講演会「古代中国の冥界観と神仙世界を探る」
第79回企画展「墳墓の護り手―鎮め護り彩る品々―」関連イベント
講演概要
第79回企画展「墳墓の護り手―鎮め護り彩る品々―」の展示品は、そのほとんどが古代中国のお墓の副葬品(ふくそうひん)となっています。それらを見てみると、通常の生活では用いられないような不思議な形の品々、非常に奇妙な姿をした造形物や絵画があることに気が付くでしょう。実はそれらの多くは、古代中国の冥界観とも深く関連する「神仙思想(しんせんしそう)」に基づいたものなのです。
今回の関連講演会では、古代中国で信じられていた冥界観(死後の世界観)と不思議な神仙の世界について、展示品を示ししながらお話します。
日時:2017(平成29)年5月12日(金) 午後1時30分から3時
講師:青木 智史(当館学芸員)
会場:当館研修室
受講料:入館料のみで受講できます
定員:100名(当日先着順)
※引き続き、企画展示室にて展示解説を実施します。