記念講演会「バチカンから見た欧州の宗教事情」
第74回企画展「いのりのかたち-キリスト教と民間信仰-」関連イベント
講演概要
バチカンから見ていて、まず目立つのは、西欧の「北」と「南」間に横たわる断層です。すなわち「神」を棚上げした「北」と、「神」への信仰心がまだ残っている「南」との間では「ミニ文明戦争」が展開されています。ただ、「南」を含む西欧では教会の存在感が下がっているのに対し、ロシアを含む東欧では、教会はむしろ存在感を増しています。以上を踏まえ、欧州の状況を概覧します。
日時:2015(平成27)年7月13日(月) 午後1時30分から
講師:上野 景文氏(杏林大学客員教授、元駐バチカン大使)
会場:当館研修室
受講料:入館料のみで受講できます
定員:100名(当日先着順)