ミニシンポジウム 「ユニークな土器-その独自性と共通性-」
ミニシンポジウムは終了致しました。
天理参考館には世界各地の土器が所蔵されています。その中には動物や日用品をかたどったものや、複雑な構造でどのように使うのか迷ってしまうものなど、ユニークな土器が少なからずあります。これらはそれぞれ個性ある形をしてはいるものの、よく見ると時代地域を越えた類似性も認められます。そこに文化交流を見ることもできれば、人類の普遍性を感じることもできるでしょう。
専門分野の異なる4人の学芸員が普段扱っている資料を中心に講演し、ユニークな土器の背景にある独自な文化と共通性について考えたいと思います。
◆日時:2003年4月26日(土) 13:30~16:00
◆会場:天理参考館 研修室
◆プログラム2003
13:30 基調報告 巽 善信(オリエント考古学)
13:40 「メラネシアの土器」 杉野友香(ニューギニア・台湾民族学)
14:10 「オリエントのユニークな土器」 巽 善信
14:40 「リュトンと角杯形土器」 竹谷俊夫(日本・朝鮮考古学)
15:10 「アンデスの形象土器」 佐々木久育(南米民族学)
15:40 質疑応答
16:00 閉会
○定員100名(事前申し込みは不要です)
○受講無料(入館料のみで受講できます)